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メンタルヘルスケアを生活の一部に

Make mental health care a part of your life.




スキンケア、ヘアケア、ネイルケア、デンタルケアにボディケア。そしてメンタルケアと並べてみた前回のアップですが、この意味するところは、自分で自分に施すセルフケアだけではありません。







歯がよろしくない状態になったら、(いやいやながら)歯医者さんに行きますよね? かぶせ物がとれたり、虫歯になったり、時にはつらい矯正もあり…もういっそのこと全部引っこ抜いてインプラントに!とか。他にも、例えば、腰を痛めた、足首がおかしい、テニス肘にばね指、腕が上がらない…そうなったら、整体かはたまた整形外科か…あるいは最新機器のある専門クリニック?



身体がよろしくない状態になったら、好き嫌いや、状態の程度問題はあるにしろ、クリニックや病院に行くことのハードルは、さほど高くないはずです。


よろしくない状態になった箇所によって、行く場所も違ってきます。このくらいなら我慢するなど程度問題はあるにせよ、行くこと自体のハードルはさほど高くありません。ましてや、白髪ボーボーだからヘアサロン、とか、2枚爪でネイルサロン、とか、冷えが気になるからよもぎ蒸しでボディケア…もろもろ気軽です。では、心がよろしくない状態になった場合は…?


ところが、心がよろしくない状態になったら?


心療内科?精神科?それともカウンセリングルーム(心理相談室)?セラピーを受ける? なんだか急に、ハードルが高くないですか?どうですか? 私は自分がメンタルヘルスの専門家と謳っていますし、カウンセリングを施術する身ですが、一般的に心のケアというと、まだまだ意識としてのハードルが高い気がします。だからこそ、大切なメンタルヘルスケアの話をすることの、ハードル自体を下げたいと思っています。日本は特に「男は黙って」や「女性は一歩ひいて」など、「内に秘める」ことを美徳とする文化なので、難しい部分もあるかとは思います。


意識としてのハードルが一般的にはまだまだ高い。この意識のハードル自体を下げること。メンタルヘルスケアを日々の生活にとり入れることが当たり前の世の中へ。


ですがまずは日々のセルフケア、そして、病気になる前の未病の状態で、あれ?と思ったら、専門家を頼ること、地域や組織や自分の助けになるものを知っておくこと。専門家や機関に頼るという選択肢を持つことも、自分を助ける大事なセルフケアです。



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